「普通」「恋愛」がわからない主人公のお話（１/１２） pic.twitter.com/QMwFW8DK0D
— 伊咲ウタ きみのせかいに恋はない配信中 (@uta_isaki) 2021年3月20日
フォロイーが最近無性愛者が出てくる漫画多いな〜とツイートしてたので「どこ！？！？！？！？」って強請ってシェアしてもらいました。
まあ結論から言うとあまり私向けではなかったのですが折角だからシェアしておこうかな。電書で出るんですってよ。
私にとっては、なんか教科書的って感じで面白くはなかったです。
まあツイートの部分は試し読みなのでこの先どうなるかは知りませんが……
しかし、やはりというか、AロマンティックとかAセクシャルをフィクションで扱う場合性嫌悪ぽいキャラにされる率が高いですね。
私はあまりそうではないしそういったシチュエーションに縁も無いので、そういう描写が出てくると全く共感できなくなり「あ、これは私向けではないやつですね」となるのですが、まあ共感リプライがたくさん付いているので世の中にはこういう感じの人も多いのでしょう。
当事者語りでもそういうのよく見るし。
しかし最近Aセクシャルが出てくる漫画をちょこちょこ見かけるけどなんか流行ってるんですかね？
界隈(？)の変化をよく分かっていないので、「なんか謎の力が働いているのかな」とか思ってしまいます。
LGBTとかが流行ってた*1流れで、「似たような珍しい面白ネタ」として商業的に認知され始めたんですかね。それとも当事者がLとGとB(はあまり見ないか？)とTの話ばっかしおって〜〜となって広め始めたんでしょうか。よくわかりません。
まあ最近(？)時間感覚がガバガバすぎるので、「最近流行ってる」と思ってるのは私だけで、実は前回見たのはかなり前とかかもしれないんですけど……前見たノンセク彼氏漫画が20年8月なので、半年ぶり？そんなに頻繁でもねえな。
でもまあ私がツイッターを始めた頃よりはよく見ると思います。
今のところこの手の漫画が漫画として楽しめたためしが無いのですが、まあ無いよりは全然いいですね。こうしてはてなで突き回すのは割と楽しいので。
今回の記事は「まあ一応シェアしとくか」以上の意味はないので、正直ツイートのリンクを貼った時点でほぼ終わっており、あとは「どこが私向けじゃなかったか」しか書くことがありませんので、知らんがなという人はさっさとこんな記事を読むのをやめて他の面白いものを見てください。
私の性癖はどうでもいいけど他の面白いものをパッと思いつかないという人は、ショバフェスというバンド音ゲーに先日実装された新キャラである、こちらの低音蒼井翔太でも見てください。かっこいいので
ていうかもうみんな帰ってもいいよ。低音蒼井翔太より面白い話題なんてあるわけないだろ。
このブログをAの話目当てに見てる人とかあまり居なそうなので、ここでシェアしたところで何の意味があんねんという感じではありますが、まあ関連ワードと一緒に挙げておけば誰かが検索で引っ掛けたりするかもしれんし……知らんけど(元ツイには直接Aの単語出てないっぽいし多分)
さて、みんな低音蒼井翔太を見に行ったことと思いますので冒頭の漫画のしょーもない感想です。
以前のhazbin hotelの記事でも書いていたのですが、私はよく考えると別に「Aセク/Aロマの物語」が見たいわけではそんなになくて、何らかの物語の中にAセク/Aロマのキャラが居るのを見たいだけっぽいんですな。
冒頭の漫画などは話自体がAセクAロマを書くことをテーマにしているタイプのやつなので、私にとって面白くないのは、考えてみれば当たり前なわけです。
ツイッターを見ていて回ってくる「ある属性の登場人物がいる漫画」は、大きく3パターンに分けられると思います。
1つは当事者による日記、レポ系。育児漫画とか夫婦の会話実録とかでよく見る。
2つめにその属性を書くこと自体が目的のやつ。あるあるネタとか啓発漫画とか。
3つめが、話が先にあって、その中にたまたまその属性のキャラが居るやつ。
私がA(長いからまとめるね)のキャラが出るフィクションが見てえ〜っていうのは、主に3を求めています。
で、これはhazbin hotelの記事でも言ったのですが、3でAのキャラを見つけることは難しいんですよね。
何故ならAのキャラは、そうであると明言しない限り、今恋愛やセックスをしていないだけですることもあるキャラと見分けがつかないし、多くの人にとってそこを見分ける必要は無いし、大抵自動的にすることもあるキャラとされて終わるからです。
だから必然的に、見つけることができる話は、1か2がほとんどなわけです。
そして1や2は、何かしらの困りに対するソリューションだったり、何かしらのつらみの共有なことが多い。
しかし、私は正直日常ではさほど困っていないので、困っている人向けのやつは、あんまり要りません。
私がAのキャラが見たいのは、「自分もロリータファッションが好きだから、ロリータファッションの可愛いキャラが見たいな♪」みたいなことなのです。
そういう意味では、冒頭の漫画の主人公ちゃんは全然私の好みのタイプではないので、私にとって面白くないのです。
私は自我の強いキャラが好きなので、主人公ちゃんのような、周りの言うことに振り回されて困っているようなキャラはあまり刺さりません。
こういうことを言うと「現実にこのように困っている当事者がたくさん居るのにキャラ萌えでしか判定できねえのか！」とか怒られそうですけど、まあ漫画は漫画なので……。
例えば、異性装とか、オネエ系のキャラクターって、異性装とかオネエがメインテーマの物語じゃなくても割と見るし、そうであることについていちいち説明とかしないことが多いじゃないですか？
そしてその辺のキャラって信念がしっかりしてたり、自分のやりたいこと・好きなものに真っ直ぐでカッコよかったりするじゃないですか。
私はAでもそういうキャラが居るといいなーと思うので、普通～にサブとか、メンバーの一人として登場する我の強いAとか見たいです。
カッコいいオネエキャラとかって描写がテンプレ化しがちという面もあって、それも良し悪しなんですけど、私はやっぱりカッコいいキャラが居たら嬉しいので見たいんですよね。
あと私はエロ厨のオタクなのでやっぱりえっちなキャラの方が好きですね。性に奔放なキャラ、好き～～。Aビッチおにーさんが性癖です。
フィクションのAといえばえっちなことがキライなのに強要されちゃってぴえん＞＜みたいなキャラばっかりになるのは個人的につまんないです。確かにそういう感じの方がなんか共感呼んだりかわいそかわいいされたり胸糞展開でバズりやすかったりするんだろうけどさ～。めちゃくちゃ怒られそうな発言だなこれ
これはこないだわかる〜となったツイート
“グレーゾーン”は生きづらさを語っても金にならないんですよね、映画にならないから。
— 朕讃 (@identity_65535) 2021年2月7日
人々が共感したくなるような「ストーリー性」を持てない生きづらさには、見えない地獄があるんですよ。
まあ私の場合はそんなに困ってはないので"地獄"とかはオーバーなんですけどストーリー性が無いからカネにならねえの部分はそれなオブそれなって感じです。
まあ分かるよ嫌なのにエッチなことされちゃう！の方がドラマになるもんね。私もそういうエロ同人好きだし。(めちゃくちゃ怒られそう発言)
あと、こういうのが見たい〜ってばっかり言ってると「文句ばっか言ってないで自分で作れ」って言われると思うのですが、身内でやっているTRPGとかではちゃんと自分で好みのキャラを作っているので大丈夫です。
でまあ、自給自足も勿論やっておりますが、他人が作るやつには自分では思いつかない栄養素が入っているのでやっぱり他人が作ったAのビッチなおにーさんも見たいわけですね。
私はTRPGで性に奔放な男キャラを作りすぎて卓のメンバーに性に奔放な男キャラをメジャー性癖と思わせることに成功しつつあります。
ビッチなおにーさんはもっと需要があるはずだ。これからも頑張っていく所存です。
やるぞ～。ビッチのおにーさんがメジャー性癖になるその日まで。
*1:当事者の側ではなく「何らかのテーマとして扱う」ことの流行りの意です
