東大入学式祝辞、話題である。
自分は上野千鶴子氏に関しては著作を一冊読んだことがあるのみで、その内容もほぼ忘れており、氏の普段の主張や政治的立場とかはよく知らない。よく叩かれているなぁということしか知らない。
その程度の認識で、ええ〜ほんとにそんなに良いこと言っとるんかぁ〜?というウエメセマウンティング準備スタイルで例の祝辞を読んだ。
ここで見た。
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職場でプリンターの紙が切れた時、交換紙の入った段ボールを運ぼうとしたら先輩女性達に止められた。重いよ、腰痛めるよ、などと言って、少ない男性をわざわざ呼びつけて運ばせようとするのだ。
私はそういうのがなんか嫌だ。心にガキが住んでいるから、重いよ!と言われるとへっへどのくらいだよ!持ち上げてやるわ!とワクワクしてしまう。まだ挑戦もしていないのに即座に男を呼ばれるのはなんか癪だった。
そう言われると持ってみたくなるんです!などといい歳して子供みたいなことを口に出して、結局普通に持って運んだ。大して重くなくて拍子抜けした。雑魚が。
こんなののためにわざわざ人呼ぶなよ、と思った。あと職場にはカートがあるので、それを使えばわざわざ作業を中断させて男を呼ぶ必要は無い。
私は「女の荷物を持ってくれる男」という概念にときめくことができない。重い物を他人に持たせる女が嫌いだからだ。
こう言うと語弊がある。別に重くても自分で持て!と言いたいわけではない。いや、本当は、感情としてはそう思っている部分もちょっとあるが、主張としてそれを言うことはしない。
ただ、性別を理由にすることに合理性を感じないから、「女の」荷物を持ってやる「男」という概念は自分に響かない。
主張とは別に、自分の中に重い物を他人に持たせる女に対する憎しみが存在するのは、昔そういう人間にムカつく出来事があったからだ。職場の件でそれを思い出していた。
私は男ではないし、そいつも多分女を理由にそういう行動に出たわけでは無いだろうから、綺麗に重なるような話ではないのだが、そいつが女だったせいで「重い物を持たない女」の話になるとあいつを思い出してイライラするのだ。
これはフェミニズムとかポリコレの話をしたくて書いている記事ではなく、思い出してムカついたから書いている愚痴だ。オチは無い。
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自分は疲れたオタクである。いや、オタクではないかもしれない(自信喪失)
最初から自信を失ったのは、あまり活動していないからだ。
iPhoneにはソシャゲアプリが割と入っているし、上手くないが二次元コンテンツの絵を描くことを楽しむし、最近はTRPGとか楽しい。アニメもちょっと見る。好みは二次元コンテンツの方向を向いていて、二次元コンテンツを好む人間全般を二次元オタクと定義するのであれば私も二次元オタクということになる。
だがオタクという言葉は元々その分野の深い知識を持ち精力的に活動するような人を指した言葉らしいので、それで行くと自分はオタクではない。
最近どこかで見た「ゆるヲタ」という言い方が近いかもしれない。
ぐだぐだしてしまったが、オタクの定義とかは実は本題ではないのだ。
ツイッターを眺めていると、オタクを自称している人たちの中には、熱狂する才能がものすごくある人がたくさんいるなあ、と思うのだ。
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ファミマの店内で流れてるラジオ的なやつあるじゃん。
私はリアル芸能人やアイドルなどに詳しくないので、知らない女アイドルの曲を聴きながら「やっぱりミリオンの曲ってちゃんとアイドルだなあ」と思ったりしながら聞いてるんですけど(シンデレラと本家765の曲はあまり数を知らない)
あそこでなんかどこぞの芸人が作ったっていう「元気の歌」とやらが流れていたんですよ。
タイトルがそれだし、曲調もなんか陽気な感じで、「元気があれば頑張れる〜!」とかいう歌詞だから普通にポジティブ系な歌かと思ってたんだけどよくよく聞いてたらどうも違うんだこれ。
まずメロディとしてはサビとサビじゃないところの2種類しかないタイプの曲だ。
歌い出しもサビから始まるんだけど、サビの歌詞は「元気があれば今日も頑張れる!」しか言ってない。
まあこれは別にいい。わかる。
サビじゃない部分は、「○○で元気が出ない日もある」の繰り返しでできている。
「傘を買ったら雨が止んで元気が無くなる日もある」
「行き向かい風・帰り向かい風、元気が無くなる日もある」
とかそんな感じ。まあわかる。
でもこの元気出ないネタと先述のサビが「そんなと・き・で・も〜♪」のワンフレーズで繋がれて何食わぬ顔でサビに戻った時私は宇宙猫顔。
えっ??
曲の解説によると、「元気が出るコントを考えていたがなかなかまとまらず、ストレートに歌にした」らしい。
えっ?
これを聞く限り、この曲は「聞くと元気が出る歌」として想定されている気がするのだが
えっ、元気でる要素、ある?
元気出ないネタをぐるぐる繰り返した後に「そんな時でも!元気があれば今日も頑張れる!」って言われても。
元気の無いオタクなので「つまり、元気が無いので頑張れない!!」というメッセージしか浮かび上がってこない。
これ、元気出るの……?
「元気があれば頑張れる」というのは正しいと思うけど別にそれを言われたからって元気が湧いてくるわけではなくない?と疲れている私は思う。
いや別に、元気であることを推奨するなら必ず元気になる方法まで示せ!とかは思わないけど、「元気の出る歌」としてこれを出されたらなんか、元気出るか??みたいな気持ちになる。ならない??
これじゃ「元気がある人は強い」という事実を歌ってるだけで元気ない人に元気を出させる要素は別になくない?
もしかして疲れてない人はこれで元気出るのか?やばい。
元気があれば頑張れるから頑張るために元気出そっ!ってなって元気が湧いてくるの?そんな〜。
意味わかんない。こわい。
YATTA!を聞く。そうする。
お水おいし〜〜!!
「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」、通称カノホモのことを知ったのは結構前だ。
その時は作品紹介の文言を見て勝手に内容を誤解して、試読で勝手に裏切られた気分になっていた。
何を勘違いしたかって、ゲイと腐女子が友人として親睦を深める話かと思ったのだ。
そうしたら試読の時点でどうもそうではないと気付き、勝手にンだよクソがァ!と失望すると同時に、まあよく考えたら当然だわ、とも思った。
その時は「思ったのと違った」というショックで気力が失せて、試読部分だけで読むのをやめてしまった。
今回はやっぱり普通に内容が気になるなあ、という気持ちが上回ってきたので読んだ。
でも申し訳ないがウェブで無料公開されている方を読んだ。
試読の時点で、話が自分にとってものすごく嫌な方向に進むのではないか?という懸念があって、それが本当に嫌すぎたので、ものすごく嫌な展開になるかもしれない本を買うのはちょっと心理的ハードルが高かった。
結果的に言えば、嫌な予感は当たっていた部分もあるし外れていた部分もあり、内容としては面白かった。
面白かったんだけど、個人的な問題で、面白かったけど好きではない、みたいな変な状態になっている。
だから面白かったと言いつつ、ネガティブな感想を多めに持ってしまった。
ほとんどがムカついた点について書いていて面白くも何ともないのだが、Twitterでまとまりのない長文連投ツイートにして見たくもないフォロワーに見せるよりは、まとめてブログにしちゃった方がよくね?ということで書いた。
以降バリバリネタバレを含む。
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